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監禁嬢9巻(最終回)のネタバレ感想!裕行父がカコを監禁した理由は?

この記事では、単行本『監禁嬢』9巻ネタバレと感想を紹介します!

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監禁嬢9巻のネタバレ

9巻の見どころは全部で9話分ありますので、順番にネタバレしていきますね!

  • Point1(71話)

    中3のオゾマシイ記憶にいた男子

    13年前 7月…中三の夏…

    “…勝った方に500円。先にイカせた方の勝ちな”

    そう言ってスタートの合図を出すと、アダルト本を見ている男子2人の股座に顔を近づけ、一心不乱にソレを口で愛撫し始めた男子2人

    ダチのソレが口の中でどんどん強張り脈を打つのが分かる…嬉しかった。

    ペッ、ペッと、口から白濁駅を出して、何も言わずにイッた友人を咎めるヒロ。

    “おーい、終わったら500円払えよー”

    そう、女とできないなら男とすればいいという発想転換で、裕行たちは、当時の当然の遊びを続けていたのです。

    ただ、いつも同じメンツで飽きてきた彼らは、新メンバーを迎え入れようと考えます。

    こんなに面白くて気持ちいことなら、他のヤツにも教えてあげたいし、むしろ善い行いと捉えていたほど…感覚が麻痺していた。

    でも、こうした倫理的な欠如はあるものの、“人に言えないことをしている”という最低限の自覚はあったのです。

    秘密裏に行われた新メンバー選定は、他言せず、できる限り女っぽい男

    “…それが お前じゃ 合原陽太”

    見た目は完全に女性の姿をした合原を目の前に、雪の積もる中学時代の“遊び場”で対峙する裕行は、完全に過去を思い出し、打ち震えている様子。

    そのまま当時の情景を思い出し、語り始めました。

    “この場所へ お前を連れてきた。それでっ…”

    合原が見た光景は、下半身が露わになったクラスの男子たち。

    その瞬間、メンバーをはね退けて逃げ出そうとしますが、あっけなく捕まり、理性は崩壊。

    その後は、気を失うまで行為を続けさせられ…

    “あ…謝って済む問題じゃない…恨みを持って当然じゃ…”

    そして、合原の目的は復讐。そう問いに答える裕行。

    しかし、一つ確かな疑問がある…当時この場には他のメンツもいたはず…

    “何で…俺だけなんじゃ…”

  • Point2(72話)

    発売後に更新予定

    “本当は…すべてアナタのお父さんに付けられた傷(もの)です”

    これと同じような傷を自分だけじゃなく、もう弟の陽太にも付けられたとのこと。

    夢の中でたびたび現れた父親の顔

    そして、中3の夏の記憶と共に蘇った陽太の中性的な顔

    “…っ…なっ…くっ…えっ…”

    目の前の光景が歪み、手の震えが止まらず、声が出てこない様子。

    そして冷静に話を進めるカコ。

    “私は14の時から3年間…陽太と共に監禁されていました”

    再び衝撃を受ける裕行。

    “アナタのお父さんの…岩野英世さんに”

    どうやら、姉弟がいっぺんに行方不明になっては、周囲に不審がられる為、どちらかが外出し、一方が人質として交互に監禁されていたわけです。

    これにてカコの正体が完全に判明。

    “この上でですよ岩野さん…!!”

    岩野にある動画を送ったカコは、それを見るように指示。

    “これが私の目的です…!!”

    動画の中身は、カコとグルグル巻きに柱に縛られた麻希が映っていて…

    “お別れだ”

    飛び込んできたのは、カコが振り下ろした鍵で、麻希をメッタ刺しにする凄惨な光景。

    そして、動画のカメラに向かって問いかけます。

    “さぁここからですよ岩野さん…!!”

    表面的な事実なんてどうでもいい!!

    そして、思い出せと叫びながら、あの時ココで陽太はどんな顔をしていたか…

    その時、裕行がどんな顔をしていたのか…

    最後の核心に迫ろうとするカコの声に、裕行が出した答えとは…?

  • Point3(73話)

    カコが朦朧となりながら見た顔が…

    藤森麻希の姿が走馬灯のようにフラッシュバックする裕行。

    授業、監禁中に解放してくれたこと、旅先でのアレコレなど、無数の表情をした麻希が脳内に流れ込みます。

    そして、最後に…

    “先生、大好き”

    そう呼びかけた麻希は今、無残にもズタズタにされた顔で生気を失った状態。

    もはや、唯一自分を信じてくれていた希望の光を消され、怒りで冷静さを欠いた裕行は、持っていた傘でカコの顔を叩きつけました。

    刑事をも血祭りにあげたほどのカコですが、無抵抗にも顔面をボコボコにされ…

    うっすら開いた目に映ったのは、学生時代に3年間監禁された犯人・裕行の親父そのものでした。

    首を絞められたカコは、やがて意識が遠のき、完全にブラックアウトし…

  • Point4(74話)

    至って平穏な家庭に育ったカコは…

    首を絞められたカコは完全に意識が飛ぶ寸前。

    走馬灯のように回想する記憶の中で、カコは病人で母に抱かれ、父に見守られていました。

    カコの顔は、まるで存在を否定するかのように影の如く真っ黒。

    ただ、それはズームアウトすると写真立ての中の3人で、手前で祖母を交えながらの団欒中。

    海沿いにある田舎の一軒屋の1階で、母の父を飲み育ったカコ。

    ある晩、まだ乳児の自分が寝ている横の布団で、激しく交わる両親。

    少し時が流れ、ハイハイをしだしたカコに父は涙ぐんでいまいしたが、カコの手には意味ありげに鍵が握られていました。

    やがて時は流れ、カコに弟ができて、姉としてミルクをやったり、病気のときは看病したり、祖母の葬式では父の手を握ってあげたり…

    そして雪の日には、弟と雪合戦をして遊ぶ、絵に描いたような幸せな家庭の中で育ちました。

  • Point5(75話)

    葬式で1人笑いをこらえていたのは…

    漁師の父の手に引かれて、海釣りに出る姉弟。

    船酔いに苛まれながらも、父に釣り方を教えてもらい、初めて釣り上げて興奮する陽太。

    その時、波で船が傾き、船べりにいたカコは海に放り出され…

    間一髪で、父に腕を掴まれて引き寄せられ、助かりました。

    小学校に入学し、2人とも中学生になった時、カコの描写に口だけでなく、目も加わりました。

    漁に出発する前に、玄関口で未だに行ってきますの夫婦キスを交わす姿に、オエッという顔をする陽太。

    そんな仲睦まじい家族に、稲妻のような亀裂が入る信じられない事態に…

    その日、洗濯物を畳みながら、島根県に直撃する台風ニュースを見て、一抹の不安を感じる母。

    放課後、父の訃報を聞いてずぶ濡れになりながら居間に行くと、落雷の光の中、母が1人手で目を覆っている姿が…

    もはや気力を失った母。

    あの家族団らんだった居間は、もう散らかり放題。

    ひたすらカレンダーの日付にバツ印を付けていく母。

    父の葬儀で、弔辞を読むために列席者の前に出るも、涙が止まらないカコと陽太。

    母は魂の抜けた人形のような表情で、涙も枯れて何も発することができない。

    カコは列席者を見渡し、誰もが悲しみに暮れている中、とんでもない人物を一人発見してしまったのです。

    それが、口に手を当て、歯を見せながらニヤニヤと笑いをこらえている、のちに出会う裕行の父であり…

  • Point6(76話)

    裕行父がカコ一家を性的蹂躙…!?

    雪の降る中、裕行父はとある物置の鍵を開けて中に入ります。

    そこには、猿ぐつわのまま柱に縛られていたカコと陽太。

    どちらにしようかな…でカコを選んだ裕行父。

    ロープをほどかれ手錠をされ、セーラー服を裾をめくり上げられたカコは、無抵抗のまま後ろから激しくモノを突かれます。

    悪夢のような光景を見せつけられ、殺意に満ちた涙の形相で裕行父を睨む陽太。

    すると、ヤりながら陽太のズボンのチャックを下ろし、露わになったアレをカコの口でさせ、不覚にも果てる陽太。

    その後、裕行父は“共同生活個別誓約書”に署名捺印を押させ、カコたちは合法的に一緒に暮らすことに同意したことになったわけです。

    そして、世間から怪しまれないよう、カコは一時解放され、学校へ行きます。

    渡り廊下ですれ違った、友人と肩を組んでいた裕行を振り返り、あれが監禁男の息子か…と言わんばかりに、抜け殻のような目で追います。

    帰宅したカコが目にしたのは、服が散乱した部屋で裕行父にヤられている母。

    カコが男のズボンからはみ出た鍵を握り、物置小屋に走り、陽太のロープを解こうと試みましたが…

    その現場を追いかけてきた裕行父に発見。

    カコはロープに縛られ、手錠をかけられた陽太は背中をまくられ、鍵で思いっきりギリギリと削られ、地獄の痛み…

    季節は過ぎ、さらに1年後まで陽太への拷問は続き、背中は削られた痕でグチャグチャになり、ついにある日の夕方…

    カコが物置小屋に行くと、頰がこけた母が横たわる陽太を心臓マッサージ中。

    ダルそうに頭を抱える裕行父。

    陽太はすでに息を引き取っていて、それを見て正気を失ったカコは…

  • Point7(77話)

    カコはカギを握り狂気のまま…

    状況を把握したカコは、目の前の工具箱からペンチを取り出し、陽太の心臓マッサージ中の母の頭を殴打。

    鮮血が飛び散り、続いて走り迫った先は、ぼーっとタバコを吹かし中の裕行父。

    眼前にペンチの先が当たる寸前、タバコの火をカコの指に押し当て、ペンチを落とします。

    直後、ポケットからカギを出してカコに手渡し、ニヤッとする裕行父。

    その掴まれた手ごと、裕行父の左胸上に向かってカギを刺し、血が滲むシャツ。

    ただ、お構いなしに、カコのスカートに手を入れて、手に付いた体液を口に含む、性欲のまま行動する裕行父。

    再度、カギを振りかざして刺そうとするも、2度目は制御され、カコの下着をずり下され、合体する寸前…

    後ろから母に、腕を引っ張られて倒されるカコ。

    その間、鎮座している裕行父に走り寄り、舌を絡ませて結合するという、異常な母を目の当たりにするカコ。

    ついに狂気を超えたカコは、母を蹴り倒し、カギを裕行父の頚動脈に突き刺します。

    おびただしい量の赤い液体が吹き出し、それでも笑みを浮かべながら、カコを押し倒してひたすら腰を動かす男。

    その間も、眼球や頬などを繰り返しカギで突き、もう男はすでに絶命状態。

    そんな男に抱きつく母は、もはや家族を裏切った悪女以外の何者でもない。

    髪の毛を引っ張り仰向けにさせ、女の顔面に振り下ろしたカギが、何度も上下。

    赤い水滴が散乱し、下半身に何も身につけていない無残な男女と、男が殺した陽太の亡骸のそばに座るカコ。

    カギを握りしめて、ふと気づいたのは、陽太のポケットから落ちた携帯電話。

    開いて画像をみると、そこには裕行たちが陽太を犯す、あられもない姿が…

    そして、現在…

    “あ…ありがとうございます…ずっとアナタに殺されたかった”

    顔面下半分が血染めになったカコは、裕行に首を絞められながら、そうハッキリと言葉にし…

  • Point8(78話)

    我に返った裕行は?

    カコの言葉に我に返った裕行は、彼女の首を締め付けていた手を緩めます。

    カコの目的が分かったことから、麻希のためにも自制心が働いた裕行。

    そして、“義務としてしか自分を悪いと思えない”と伝えます。

    つまり、自分の父親がどんな人間であれ、自分は一切関係なく、陽太を巻き込んだのも、ただ“ただ仲間に入れてあげた”くらいの感覚だったと…

    しかも、10年以上昔の話とあれば、もはや自分ではない別の人間。

    でも、過去の自分は消すことはできず、自分の軽率な行動で多くの人を傷つけてきた後悔も深く残っているのも事実。

    過去に対して、“なかったことにしないこと”ができなかった裕行は、もうそんなことはしないと言い聞かせます。

    とはいえ、カコから聞いた事が何であれ、麻希たちに手をかけた件は許せない。

    ただ、ひたすらに弟の陽太に対しては、義務として償うことを誓います。

    そう思うならば、自分を殺せと叫ぶカコ。

    裕行の殺意を作るために全てを犠牲にしてきたのに、憎悪も懺悔もなく空虚さしか残らないなんてことがあっていいわけない。

    でも、裕行の手には力が入らず…

    その後、夕暮れの閑静な街を歩く2人。

    警察に行く前に行きたいところがあると、カコの運転で連れて行かれた先は…

  • Point9(79話)

    カコが示した最後のケジメが…

    カコが連れて行った場所、それは自分と陽太が監禁されていた家。

    戸を開けると、スマホの映像で見せられた血まみれの麻希が俯きながら縛られている姿を発見。

    すぐさま飛んでいく裕行に、なんと麻希が目を開き、全くの無傷だと気づきます。

    実は、麻希に降りかかった血は、全てカコが自分の鍵で自分の皮膚を切り刻んだことによるものだった…

    そして、2人が顔を上げると、裕行に自分を殺させることができず、後悔を語るカコが立ち尽す姿がありました。

    おもむろに鍵を取り出したと思ったら、突然自分の首や顔、眼球を抉り出し、血飛沫で真っ赤になる一帯。

    それでも、はっきりした意識のまま裕行がやったことへの恨みを叫び…

  • Point10(80話)※最終話

    裕行の手に塗りたくられたのは…

    仏壇に手を合わせる村井文未乃は、古本屋内の客から声を掛けられ、出向きますが…

    一瞬、裕行に見えたと思いきや、全然違う男性客だと気づき、何もなかったかのように、目的の本を探してあげます。

    その頃、葵はライブ前の一服をしていて、間も無く本番とのスタッフの声に導かれ、ステージへと向かいます。

    そのライブハウス内では、麻希が友人を待っていて、開演ギリギリでようやく合流し文句タラタラ。

    さて、裕行はその時、大阪・通天閣付近を歩きながら、あの時死んだカコのスマホから一部を除いた全ての真相が書かれていたのを思い出します。

    カコが犯した事件の全ては発覚したものの、裕行が犯した罪が一切書かれていなかった。

    後日、刑事の西田に全てを語ったところ、やはり時効成立・未成年ということで罪として立件不可能との回答。

    どうにか罪を償う方法はないかと喘ぐ裕行に一言。

    “去勢でもしたら”と、機械的な目を向けられます。

    さて、その頃ライブハウス内で、葵が来るのを待つ客の中に混じる麻希と友人。

    なぜ、麻希が裕行と別れなかったのか、理解に苦しむ友人に、淡々と語ります。

    人は人を傷つけるし、誰にとっても都合の良い人などいない。

    許し合うことでしか他人といることなどできない。

    そして、裕行は絶対に麻希を裏切れない。

    なぜなら、この世で唯一、裕行を許してくれる存在だから。

    それは、自分が変わらない限り、ずっと変わらないものを手にしたのと同じだと、ステージで歌う葵に問いかける笑顔を向ける麻希。

    そんな、麻希と生きることを選んだ、傲慢な自分に吐き気を覚える裕行は、ふと街歩く人々を見やると…

    全ての人間が、ぐちゃぐちゃになったカコの顔で歩いているように見え、

    “なかったことにしないでください”

    最後のカコの残響が消えず、その場で嘔吐しかける裕行。

    すると、一人の少女が駆け寄ってきて、見ると自分の愛娘・ヒワの姿。

    手を差し伸べるヒワに、裕行は自分の手を差し出すと、手のひらが血に染まっているように映り、同時に自分の親父と同じ顔で笑います。

    元妻が9時に迎えに来ると行って去っていき、束の間の娘との時を過ごせる裕行。

    今まで出会った女達もまた、それぞれの日常を取り戻す様子が描写されます。

    ただ、娘の手を握る裕行の手は、拭うことのできない大量の血が塗りたくられたままで…っ

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監禁嬢9巻の感想・考察

あの時の陽太=カコなのか!?

もともと中性的な容姿の陽太だった為、女装してカコに扮してしていたとしても、なんら違和感もありませんね…極端な予想ですが。

それか、カコは陽太の姉妹である可能性も高いかなと。

性生活に偏重があり、トラウマになる心の傷を負ったと思われる陽太。

ただ、この復讐のために無関係な人たちを死に追いやったり、日常を崩壊させるほどの行動に出たのはなぜなのか…

被害云々は別にしても、なんとも遠回しな追求をしたわけですね。

もしかしたら、カコ本人にとっても何かあるのかもしれないですね…

裕行の父が2人を監禁した理由とは…?

裕行の父が一体なんの目的で、カコと陽太を監禁したのか…気になりますね。

おそらく、陽太が拉致られて、裕行たちに無理やり咥えさせられた件から、繋がっているのは想像がつきます。

そして、姉弟と共に付けられた背中の傷…

拷問の痕とは分かりますが、裕行父の凶行を唆しのが裕行本人だとしたら、姉弟が向ける憎悪は尋常ではないでしょうね。

監禁をしていた父親は裕行本人…?

セリフはほぼなしで描写のみで、裕行とカコの別次元の憎しみが交錯するシーンが、鬼気迫る感じで衝撃でしたね。

はっきりと分かったのは、裕行は正気を失うと、その間の記憶を失うこと。

正気でない自分を形成したのは、憎しみ以外にも後ろ暗い不都合でネガティブなことも含まれると考えられます。

何せ、幼少期でもなく中学3年生という多感な時期で、倫理的にタブーな行為をした衝撃体験を今の今まで思い出せなかったことが、違和感以外の何モノでもありませんからね。

二重人格に近いとも捉えられますが、このままカコを亡き者にしてしまっては、一方的すぎるゆえ正当防衛には成りえず100%殺人起訴になるでしょう。

でも、誰か止める人がいるかと言えば、期待値はほぼゼロ。

まさかの合原陽太が登場する、なんていう淡い可能性もあるかもしれませんが…

幸せな家庭が崩壊した日とは…!?

セリフが一切ない、描写のみの回想シーンでしたが、幸せが壊れる前兆だと思うといよいよ不気味でしたね。

カコの母がかなり美人でしたが、カコも陽太も、どことなく父の要素も交えた中世的な顔つきなんだと分かります。

カコがハイハイした先の鍵を手にしたのも、何か伏線なのでしょうか…

幸福から転落する描画力がヤバい…

カコの回顧シーンは、セリフ皆無にも関わらず、幸福と絶望のコントラストが見事でした。

特に河野那歩也さんは、人間の醜さや負の表情が独特で、過剰表現のようでいて、実際の仮面の下はこんな感じなのではないでしょうか。

また、中学生になった段階で、カコの顔に目が加わったのは、裕行父を認識するためだと考えられます。

ただでさえ、愛する夫または父を失った悲しみは深いのに、ここで上塗りするように、常軌を逸した男が登場しましたね。

一体、何が目的なのか…どういう心境なのか…胸クソ覚悟で気になります。

クズ人間のマインドコントロール?

裕行父がつけ狙ったのは、未亡人となり心が死んだ母親。

目的は、性的欲求を満たす道具化。

さらに、カコと陽太を力でねじ伏せ、おそらく母親を人質として2人を監禁したのではないでしょうか?

しかし、一番の疑問は、父親の葬儀にあれだけ多くの人数が参列したにもかかわらず、やってきたのは裕行父のみという件。

島根県という村社会も、都会と同様に横のつながりが希薄なのでしょうか。

さらに、カコが警察に駆け込めなかったのは、共同生活に同意したからなのか…もはや命の危険があるのは必至。

同意すれば、刑法220条の監禁罪には該当しないのか疑問なところ。

とにかく、裕行父がどのようなマインドコントロールをして、のうのうとクズ行為を果たせたのか…

セリフがないため分かりかねますね…

真の復讐は何も伝えないこと…?

最後に見た携帯画像は、裕行父が犯した行為が、息子にも脈々と受け継がれていたことを示唆してようでもありましたね。

そして、全復讐の一歩手前まで完遂され、残すは弟を殺めた男の息子に扼殺されるのみ。

カコの走馬灯を裕行は知る由もなく、最後に分かったのはカコが、中学時代に性の遊びに付き合わせた陽太の姉ということだけ。

裕行がもしカコを殺めてしまった場合、自分の家族が裕行父に蹂躙されたことは、全て闇の中に葬り去られます。

また、唯一の味方だった麻希はこの世を去り、家族も仕事も何も残されていない裕行。

未来の無い裕行は、なぜ自分がこうなったのかも分からず、それを探り出せる唯一の人物すら自らが殺めてしまい、その後悔の念を抱えながら苦悶の日々を送ることになるでしょう。

つまり、カコの最終的な復讐は、自分を裕行に殺させること…

しかも真相に近ける一歩手前において。

もし、裕行が思い留まったら、カコは自らの手で生涯を閉じることが予想されますね。

それにしても、恐ろしいくらい後味が悪い…

未亡人が狙われるとは聞きますが、もはや無法地帯のごとく貪り尽くされた末路は哀れすぎますね。

カコの全てが無に返ったのか?

裕行の父親の凶行を知らしめた上で、結局裕行が冷静になってしまったのは誤算だったのでしょうか…

もはや、カコが何をどうしようとも裕行は、彼女に手を出すことななくなりました。

集大成がこんな結末になるとは、無念極まりないですね…

最後に向かう先は、おそらく陽太のお墓かと予想しますが、もしかしたら2人で心中するという可能性もあるのではないでしょうか。

カコへの贖罪は永久にできない!?

誰もが過ちを犯し、それを許すことで他人と繋がっていられる。

麻希が言った言葉は、裕行の世間的なハレンチ行為とは、別次元の底なしの闇を共有した唯一無二の人間であると、言い換えられるのではとも感じました。

被害者から被疑者になったカコが、見るも無残な自殺で、裕行以外はもうこの世にあの事件を語れる者はいないという事実。

そして、当然起訴することもできないため、あの事実を永久にカコの死に様と共に、抱えて生きていかねくてはならないわけです。

最後に叶わなかったカコの目的が、巡り巡って裕行を最大級に苦しめる結果になり、彼自身もそれを受け止める覚悟でいる様子と思われました。

でも、最後の娘の手を握ろうとした血染めの手を見て、笑った顔が、カコの父で笑っていた裕行父の顔と重なり…

実は、心の奥底で既に快感に変わっていたのではないかと、勘ぐってしまうくらい、極めて異質な人格を覗かせました。

結局、この監禁嬢で伝えたかったことは何だったのか?

壊れた人格者に恥辱の限りを尽くされ、復讐に生きる女。

その女に人生を破壊された人々。

何も知らずに、女に追撃され続ける裕行という平凡な高校教師。

死を免れた人間達は日常に戻るも、裕行だけは戻ることができず、死んだカコに未だ監禁されている状態。

自分の犯した罪からは、逃れられないという教訓が閉じ込められている作品であると捉えられる側面もあるのではないでしょうか。

まとめ

以上、『監禁嬢』9巻(最終回)のネタバレと感想・考察の紹介でした。

最後までお読みいただきありがとうございました(^^

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